こんにちは、オピックス歯科営業部のNです!
今回、日本青年会議所医療部会の「カンボジア医療ミッション」に参加し、普段では経験できない体験をする事ができました。
その中で自分が見た事、感じた事をお伝えしたいと思います。
初日は、観光の時間を頂きセントラルマーケット、キリングフィールドに行くことが出来ました。
セントラルマーケットはプノンペン市街の中心に位置する市場で、市民の生活を支えるマーケットだけに、観光客も立ち寄る場所でかなり活気があり賑わっていました!
翌日、荷物を詰め込みバスでミッション対象校へ。
現地の人々がとても快く迎え入れてくれたのが印象的でした。
到着後何度もミッションを経験されている先生方の指示の元、机の移動、器具の準備、流れの確認。限られた時間の中で出来る限りの事をしました。
私は歯科予防の為の問診、歯式の記入を担当しました。
幼い生徒達。順番を待っている間、何をされるか分からずとても不安そうな顔をしていて、泣き出しそうな子もいました。
中々口を開けてくれない子も多く、言葉が通じないなりに表情や動きでコミュニケーションを図りました。
口を開けている間もずっと眉間にしわを寄せて心配そうにしていたが、先生から「GOOD」、「OK」と言葉が出ると子供達はほっとした表情をしていました。
処置が終わって部屋を出る時に笑顔で手を振ってくれる子もいて、子供達の笑顔を見るとこちらまで不思議と笑顔になる事ができました!
ミッション終了後、教室の外に出ると子供達が笑顔で寄ってきてくれて、それだけで嬉しくて、疲れが吹き飛んでしまいました。
その翌日、次の学校へ。
子供達が何かを訴えようと話かけてくるが、言葉が通じず分からない。。
不安を煽らないように、笑顔で大丈夫と言う事しかできませんでした。
そんな中、先生方の迅速な処置と対応で子供達の不安がなくなるのを感じ、とても心強かったです。
ミッション時に一番困ったのは「水」。
現地の水は茶色くにごっており、とても手すら洗える水ではなかった。
日本では普通に蛇口から綺麗な水が出てくるが、現地では濁っているのが普通。
当たり前のように日本で生活しているが、それがどれだけ幸せな事なのか実感しました。
モデル校では先発組が浄水器を設置していて、大きな手作りの浄水機が設置されていて、茶色だった水が浄水装置を通過することにより透明に!
浄水した水で作ったインスタントラーメンを食べたが、言われるまで気付かなかったです。
それによって現地の方の環境も良くなると思うと嬉しくなりました。
暑い中、みんな汗を流して現地の子供達の為に必死になってミッションを遂行しており、全員が同じ目的の為動いているので、とてもやりがいを感じました。
この「カンボジア医療ミッション」が成功したのは、私たちが行う事に対して必ず裏で動いてくれる方々がいたからです。
現役の皆さまが何ヶ月も前から計画・準備を進めて、現地でも寝る間を惜しんで効率よくミッションが進められるように、見えない所でも常に先を考えて行動をし、OBの方々が今までの知識や経験を活かし、いろんな事を教えてくれました。
「やる時はやる!遊ぶ時は遊ぶ!」メリハリの大切さも身をもって体験できました。
私は、今回初めて参加しましたが、自分の世界観を変える事が出来ました。
学ぶ事ばかりだったけど、この経験を活かせるように、しっかり自分のモノにしていきたいです!